『鬼の跫音』 / 道尾秀介

6編の短編集です。 どの編にも「S」という登場人物が出てきますが、共通点等は一切わかりませんでした。多分ないと思います。 各話とも、半端ない怖さであり、道尾さん特融のどんでん返し的な話が多く、大変面白く読めました。 私が一番怖さを感じたのは、「冬の鬼」という話で、主人公の日記を遡っていく書きかたでしたが、…
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『痺れる』 / 沼田まほかる

9編の短編集です。 まほかるワールド全開といった感じで、各編とも結構グロイ内容です。 ○息子が(過失で)殺してしまったかもしれないと思い、姑をバラバラにしてしまう・・・ ○ラストシーンでめちゃめちゃ背筋が凍ってしまったもの。 ○ストーカー的な職人が出てくる、ちょい怖わもの。 ○ラストシ…
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『彼女が追ってくる』 / 石持 浅海

コロンボ系の最初に半にが判っている物語です。 犯人の追い詰め方には。「ちょっと」と思う部分もありましたが、火山学者である碓氷優佳が犯人を明らかにしていく場面は読みごたえがありました。 ラストシーンでは、被害者の用意周到さに、とても恐怖をおぼえました。 タイトルの意味も、このラストシーンで判った気がしま…
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『民王』(たみおう) / 池井戸潤

第145回直木賞の『下町ロケット』がWOWWOWでドラマ化されてました。その1回目を観て、とても面白かったので、過去の作品を読んでみようと思いました。 最初読み始めた時には、普通の政治ものかと思いましたが、これが違った。 ... 総理大臣の父親といまどきの大学生の息子がテロの標的となり、人格が入れ替わるというようなSF的…
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『ユリゴコロ』 / 沼田 まほかる

読み始めた時は、ホラーっぽく、ちょっと怖い感じがしてなかなかページが進みませんでしたが、中盤からひたひたと迫りくる真実に飲み込まれるような、すごい感覚で、サクサクと一気に読めました。 ... 読み終わった時の率直な感想は、「なにかホンワカした気持ちになった」でした。少しウルッとも来ました。 話の内容は…
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『謎解きはディナーのあとで』 / 東川篤哉

今年の本屋大賞をとったということで、読んでみましたが、正直な感想は「ちょっとがっかり」【今回はちょっと辛口になっちゃいます。】 なぜ、本屋大賞をとったのか?選んだ書店員の質を疑いたくなりました。 ... B級ミステリーとしてであれば、とてもいいと思います。 -以下ウィキペディアより引用- 世界的な企業グル…
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『カラット探偵事務所の事件簿 1 』 / 乾 くるみ

連れが「旦那に合ってると思う」と言って図書館から借りてきました。 カラット探偵事務所は高校時代の同級生である古谷と俺(井上)の二人だけの事務所です。探偵事務所と言っていますが、「謎解き専門」という仕事しか引き受けません。古谷と俺(井上)は二人ともミステリ好きです。本書の語り手であり探偵助手である俺(井上)の好きな探偵はフィリップ…
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『ツナグ』 / 辻村 深月

この本は、死者と生者との面会を仲介する『使者(ツナグ)』を中心に描く短篇(5本)連作の小説です。 内容は荒唐無稽なんですが、それなりに楽しく読むことができました。少しホロっとなってしまいました。 お勧め度☆☆☆の作品です。 ツナグ (単行本・ムック) / 辻村深月CD&DVD NEOWING★書籍商品の購入に関するご…
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『マスカレード・ホテル』 / 東野圭吾

一日で読み切りました。 未熟者の刑事、新田浩介と一流ホテルマンの山岸尚美を中心に東京都内にあるシティホテルを舞台として、物語は進んでいきます。 ミステリーではお決まりの一度出てきている人物が犯人なんですが、これは読めなかった。 ... 今後の続編で新田浩介の成長ぶりが楽しみなシリーズになりそうです。 …
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『13時間前の未来』 / リチャード・ドイッチ

原題 “The 13th Hour” Richard Doetsch 訳:佐藤耕士 タイムトラベルミステリーという感じです。 某ラジオ番組の本の書評コーナーで紹介をされていました。 主人公のニック・クインは妻殺しの容疑をかけられて警察署の取調室に居ます。そこに白髪の男が現れ、「君はまだ、奥さんを救うことが…
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『森に眠る魚』 / 角田 光代

同じマンションの住人や幼稚園のママ友である5人の主婦が親しくなって、その間柄が崩壊していく様がリアルに描かれています。 小学校のお受験や借金に首が回らない主婦、不倫している主婦等々、本当にありそうな話で、ちょっと怖い感じもうけましたが、一気読みしてしまうくらいスラスラと読むことができました。 面白かったです。 …
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『トッカンvs勤労商工会』 / 高殿円

国税徴収官のぐー子こと鈴宮深樹が活躍?する第二弾「トッカン―特別国税徴収官―』の続編です。 相変わらず面白いです。 前作は、単純にトッカン(特別国税徴収官)VS滞納者という感じのものでしたが、本作はチト毛色が違います。 今回は、ぐー子の上司である鏡が担当の滞納者を恫喝して自殺に追い込んだ…
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『ぼくらは夜にしか会わなかった』 / 市川拓司

6つの短編小説集です。 この本は、全体的に抽象的な書き方をされていて、すんなりと入っていけませんでした。 この本と言うか、この作家さんはこういう描き方なんでしょうかね?他の本を読んだことが無いので判りませんが… どちらかと言うと好きではないです。 でも下記の3話はまあ、良かったかも… タイトル…
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『悪人』 / 吉田 修一

最後の2行(光代の語り)で泣けました。 この物語にはいろいろな“悪人”が出てきます。 ・出会い系サイトにはまり、援助交際の挙句に男を追い詰めるOL ・そのOLを本気にさせるだけで相手にせず、死なす原因を作ってしまう大学生 ・その気はなかったが、殺人を犯してしまう土木作業員 ・バカ高い漢方薬を売り付ける医学博士 …
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『誰かが足りない』 / 宮下奈都

宮下奈都さんの最新刊。初めての宮下奈都作品でしたが、けして嫌いではないのですが特に好きな感じでもなかった。 予約の取れない人気レストラン・ハライに集う人々の6編の連作短編集。 ハライというレストランが美味しいという噂が共通点以外、登場人物たちに密接な接点はない。様々な理由でハライに行くことになる人々の物語集です。まあ、最…
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『OUT』 / 桐野夏生

深夜の弁当工場で働くパートの主婦・弥生が暴力に耐えかねて夫を殺害。パート仲間でその死体をバラバラにして捨てた事件をきっかけとして、平凡な主婦たち四人が自由を求めて日常を離脱・脱社会化(OUT、アウト)してゆく物語である。 -以上は Wikipediaより 皆様ご存知かと思います。彼女の大ヒット作品です。 京ちゃん…
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『王国』 / 中村文則

作品のあとがきにも書いてありますが、前に読んだ「掏摸(スリ)」のリンクしている箇所がある作品です。 内容も似たような感じで、絶対悪ある「木崎」の存在感が図抜けています。 アウトローの世界に生きる主人公(ユリカ)vs木崎の対決にドキドキしながら読んでしまいました。 物語としては、「掏摸(スリ)」同様、あまり好き…
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『水の柩』 / 道尾秀介

彼の最新作です。 「二十年後の自分へ」というタイムカプセルへ入れた手紙の書き出しで始まります。 意味深な書き出しにかなり期待をして読み始めましたが、物語は淡々と進んでいき、期待とは違った内容でした。 語り手である主人公の同級生の≪いじめ≫や、祖母の生い立ちなどが中心に進んでいきます。 同級生が…
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『鉄の骨』 / 池井戸潤

500ページを超える大作でした。 昨年、某公共放送でドラマ化されたみたいですが、見逃してしまった。 建設業界の談合を扱った小説ですが、談合のストーリーを中心に、主人公(平太)の恋愛を絡ませいて、とても面白く読ませてもらいました。 平太は違法行為に加担することに抵抗を感じるが、ビジネスマンとしてのしがらみで加担して…
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『ハタラクオトメ』 / 桂 望実

三流時計メーカーにお勤めする、身長157cm、体重100Kgの食いしん坊OL「いじっていいデブキャラ」の主人公(ごっつぁん)が、超ポジティブに仕事に励む物語です。 私は、基本的に「デブ」は嫌いですが、この主人公はとても愛するべきキャラで、とても好感が持てます。 ごっつぁんのおばあちゃんが、ごっつぁんを元気にした魔法の言葉「弱…
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